フィリピンのコミュニティ・ケアワーカー、戦略計画の策定とジェンダー研修で結束

バランガイ・ヘルス・ワーカー(BHW)が、直面している多くの課題に取組むための集団的な取組みの強化に向けたワークショップに参加するため、ケソン市ディリマンのUPホテルに、中央ルソン、カラバルソン、首都圏から集まった。戦略計画に焦点を当てたこのワークショップは、BHW連盟がその声を結集し、地域社会のヘルスワーカーが直面する差し迫った問題に取組む際の影響力を強化する機会となった。

戦略立案セッションと並行して、ワークショップでは、TUCPのカトリーヌ・ガヨ=ビヨン氏が指導するジェンダー感受性に関する重要なトレーニングが行われた。このプログラムでは、SOGIESC、ジェンダーの役割、偏見、不平等を理解することの重要性が強調され、多くの労働者(特に女性)が差別や不当な扱いを経験している医療部門において、その重要性が強調された。参加者は、社会的な規範や期待がどのようにこれらの課題の一因となっているかに焦点を当てながら、職場におけるジェンダー配慮の意味について深く考察した。研修ではまた、法的権利と保護に重点を置きながら、より包摂的で尊重される職場環境を作るための実践的な戦略も提供された。

ケソン州BHW地方連盟のジャーメル・モラ会長「ジェンダーの感受性は、地方の多くのBHWにとって重要な問題。特に、我々の多くがこのようなトピックについて十分に認識しておらず、研修を受ける機会も乏しいからだ」と指摘し、「ジェンダーについての考え方をもっと学ぶことで、我々の仕事を改善できるだけでなく、地域社会をもっと強く守っていくことができる」とコメントした。

戦略計画の主な成果は、中央ルソンとカラバルソンのBHWが、4万人以上の労働者を代表するUNIフィリピン連絡協議会(UNI-PLC)に加盟することを決定したことだ。この加盟は、BHWの権利を擁護し労働条件を改善するために、地域を超えてBHWを団結させる極めて重要な一歩となる。これより、BHWは全国で労働者が増加する中、自らの利益を擁護するための集団的な力をさらに強化することができる。

首都圏バランガイ保健労連のマーナ・ガイテ委員長は、闘争が続く中で団結することの重要性を強調し、「我々バランガイ・ヘルスワーカーにとって、団結し、取組みを結集することは極めて重要。団結すれば、我々の権利をもっと効果的に推し進め、全国のBHWの声を確実に届けることができる」と述べた。

ラジェンドラ・アチャリヤUNI Apro地域書記長は、「我々は、このような重要なケアワーカーをUNIファミリーに迎えることができて非常にうれしい。これは始まりにすぎない。我々は、BHWが正当に得るべきものを求めて闘う中で、BHWとともに組織化し、共に立ち向かい続ける」と明言した。

この取組みは、USAID、フォード財団、CARE基金の支援を受け、医療・介護部門において熟練した労働力を育成し、女性の経済的安定を強化する画期的なイニシアティブであるTogether We Careを通じて、UNIが支援している。