UNI、モロッコの郵便労働者に連帯

2024年7月19日、報道陣のインタビューに応じるスレイク・ヌルディン FNPL-UMT 書記長( 同労組Facebookより)

UNIアフリカ執行委員会は、モロッコの郵便労働者を支持し、モロッコ郵便グループに対し、7月に実施予定だった賃上げの履行を求める。

全職種を対象に月120ユーロの一般賃上げが約束されたのは、2024年4月、政府とモロッコ労働組合(その傘下にある全国郵便物流労組=FNPLを代表して)との間で結ばれた協約であった。

FNPLはまた、モロッコ郵便に対し、450人の下請け郵便労働者を復職させ、組合との協約を尊重するよう求めている。

ストライキにもかかわらず、モロッコ郵便は組合との誠実な関与を拒否している。FNPL-UMTは9月に抗議デモ行進を計画しており、進展が見られなければゼネストを実施する予定である。

UNIアフリカ執行委員会は8月22日に発表した声明の中で、8月19日にストライキを実施したモロッコ郵便グループとその子会社アルバリド銀行の労働者に対する全面的な支持と連帯を表明した。

キース・ジェイコブスUNIアフリカ地域書記長は、「UNI郵便・ロジスティクス部会のアフリカの労働者は、モロッコの郵便労働者を支持している。モロッコ郵便に対し、組合と関わり、合意された賃上げを尊重し、450 人の下請け労働者を遅滞なく復職させるよう求める。我々は、争議が解決するまでモロッコの加盟組織を支援し続ける」と連帯の意を表した。