
UNIは、外部委託と不誠実な交渉に反対する労働者の平和的抗議が警察による暴力で終結したことを受け、ブラジルのUNI加盟組織である全国金融労連(CONTRAF)とその加盟組織であるサンパウロ銀行金融労組に連帯する。
2024年8月22日、サンパウロにあるサンタンデール銀行事務所前での集会中、銀行は軍警察び、軍警察は抗議行動を追い払うためにスタンガンや催涙ガスで労働者を攻撃、複数の組合員数を負傷させた。この日の行動は、外部委託に反対する全国行動デーの一環であった。
マルシオ・モンザネUNI米州地域書記長は、「サンタンデールが労働者と交渉するのではなく、警察を呼びつけたことは極めて不愉快だ」と述べ、「ブラジル、そして南北米大陸の銀行労働者は、自らの雇用の質と提供するサービスの質を守るために組織化しているのであり、警察による悪質な攻撃を受けるのではなく、公正な団体協約を得るべきだ」と強調した。
労働者はまた、インフレ率に見合った実質賃金の引き上げも要求している。2023年中のブラジル国内における銀行業界の総利益が1,442億ブラジルレアル(258億米ドル)であることを考えれば、銀行が容易に支払える金額だと言う。
だが CONTRAFによると、これまでのところ全国銀行連盟(FENABAN)は、銀行の雇用の維持、労働条件の改善、乱暴な販売手法の廃止など、労働者の重要な懸念事項について誠実に交渉することを拒否している。
ブラジルはサンタンデール銀行にとって重要な市場である。同行は世界全体の利益の約17%(2023年には16億8000万米ドル)をブラジルから得ている。
サンタンデールが利益を得ている一方で、CONTRAFによると、同行はさまざまな部門で外部委託会社を設立して労働者の交渉力を細分化して弱めるなど、多くの不正な雇用慣行を行っているという。こうした外部委託は、極右前政権が行った改革によって可能となっている。
それ以来、CONTRAFは一貫してこうした慣行と、その結果としての組合幹部への迫害と闘ってきた。
モンザネUNI米州地域書記長は、CONTRAFへの支持を表明し、「労働者はこうした扱いを一切容認しない。ブラジルのサンタンデール銀行の労働者に対する暴力は、新自由主義的改革を撤回し、正義を前進させようとする時に組合が直面する抵抗を示している。だが我々は今後も手を緩めずに闘い続ける」と述べた。