ネパール医療労組UNIPHIN、UNIブレイキング・スルー賞を受賞!

UNIは、ネパールの民間医療労組UNIPHINによる組織化の成功を評価し、UNIブレイキング・スルー賞を授与した。この賞は、医療労働者の権利、労働条件の改善、ネパールの医療部門全体の改善を提唱してきた同労組のたゆまぬ取組みを称えるものだ。

2015年に小さな労働者団体として発足したUNIPHINは、現在、医療介護部門の30以上の企業で働く9,000人以上の組合員数を誇る、全国的な連合体へと変貌を遂げた。同労組のビジョンと、こうした短期間での成長は、医療従事者の権利を求める世界的な運動において、見事な手本となっている。UNIPHINの指導者であるプリシヴィ・ラマン・タパリヤ氏は、受賞スピーチの中で「我々の組合は、医療従事者を組織化し、その発言力を強化するという明確な使命を持って結成さた。力を合わせ、連帯し、使用者や経営者団体と建設的な話し合いをすることに重点を置いている。医療従事者一人ひとりのために、安全な職場とより良い労働条件を作り出すことが目標」と語り、「全国に強力なネットワークを構築し、使用者や政府との社会対話における重要なパートナーとなり、組合員を増やして医療部門の政策決定において、強い影響力を持てるようになりたい」と抱負を語った。

UNIPHINは、ネパールの民間病院部門を変革してきた。ポカラのマニパル教育病院で500人を超える労働者が28日間にわたるストを行い、病院勤務者の待遇改善と賃上げを獲得したことは、最近の成果の一つだ。

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「UNIPHINの素晴らしい活動は、ネパールだけでなく、アジア太平洋地域全体で輝く希望の星だ」と称賛し、「UNIPHINは、医療介護部門において組合の力が増大していることを示している。今後、何年にもわたってUNIPHINの組織化を見守り、支援することを楽しみにしている」と期待した。UNIPHINのプラティマ・バッタ氏は、受賞スピーチの中で、UNIとFESの支援に感謝の意を表した。

UNIは毎年、組織化において革新性と卓越性を示した組合や労働者団体に、UNIブレイキング・スルー賞を授与している。今年は他に、ジョブズ・ウィズ・ジャスティス(米国)、HTS(ウガンダ)、フィンランドの組合が受賞している。