
2023年8月25~26日、 世界中のUNI加盟組織から700人以上の女性が、米国・フィラデルフィアに結集し、UNI第6回世界女性大会が開催される。
「共に立ち上がろう、女性たち」をテーマに開催される今大会では、参加者が一丸となって次期4年間の優先課題を設定し、新しい世界女性委員会議長を選出するほか、世界の女性の権利を擁護するため、互いの声に耳を傾け、学び、闘いを主導する。
南アフリカ商業労組のパトリシア・ナイマンUNI世界女性委員会議長は、「女性リーダーとして、女性が共に立ち上がることで生まれる力を、目の当たりにしてきた。我々の声と行動が結集すれば、世界を変革する力がある。フィラデルフィアに集う世界中の労働組合の女性活動家とともに、今大会に参加できることをうれしく思う」と語る。
UNI世界女性大会では、気候変動や技術革新に直面する女性労働者のため、持続可能な世界におけるディーセントワークを実現する必要性など、5つの主要テーマが取り上げられる。
暴力とハラスメント:特にジェンダーに基づく暴力は、依然として仕事の世界における苦難である。UNIは、仕事の世界における暴力の根絶に向けて、ILO第190号条約(2019年)の採択を推進する上で重要な役割を果たしてきた。現在、その批准と実施、団体協約における条文の活用が焦点となっている。今大会では、職場内外であらゆる形態の暴力に終止符を打つために、組合を支援する最良の方法に関する取組みを継続していく。
組合の中で、立ち上がろう!女性たち:UNIは、UNIの機構、指導部、活動、会議など広範な分野にわたり、女性の代表率40%の実現に向けたキャンペーンを長期にわたって展開し、成功を収めてきた。しかし、この割合を維持することは、絶え間ない闘いである。今大会では、さらに多くの女性を組合指導部に参画させる方法について検討し、この プロセスにおけるUNIのメンタリング・プログラムの役割に焦点を当てる。
労働安全衛生:これは今やILOの基本的権利である。このテーマでは、特に妊娠や更年期をめぐる女性特有のニーズを考慮し、組合がジェンダーの視点から安全衛生に取組む方法について、取り上げる。
女性と青年:今大会では、労働組合運動にもっと多くの若い女性を参加させ、組合に勧誘する方法、若い女性が指導的立場や意思決定的立場に参画できる場を創出する方法、また研修やメンタリングを通じて組合生活を支援する環境を提供する方法について、検討していく。
ベロニカ・フェルナンデス・メンデスUNI機会均等局長は、「UNI世界女性大会は、世界中の労働組合運動の女性リーダーが一堂に会し、ストーリーや戦略を共有し、女性労働者の権利を求める闘いを強化する、素晴らしい機会になる。フィラデルフィアでお会いしましょう!」と呼びかけた。
第6回UNI世界女性大会の詳細は、こちら。