バングラデシュ加盟組織、大規模火災で被災した15,000人の労働者への支援を呼びかけ

2023年4月4日早朝、バングラデシュ・ダッカの人気衣料品市場バンガバザールで発生した大規模火災は、数時間のうちに数千の小規模店舗と零細企業を灰燼に帰した。

この複合施設と隣接するボンゴマーケット、グリスタンマーケット、マハナガール・ショッピングコンプレックス、アダーシャマーケット、アネックスタワーにある推定6千店舗が被害を受けた。

死者は出なかったが、消火活動中に18人が負傷したこの災害は、ラマダン月の最中に発生したため、たちまち世間の注目と同情を集めた。

メディアでは、被災者(主に小規模な商人や事業者)を支援するために比較的迅速な対応が取られたと報じられた。しかし、多くの関心は商店主たちに向けられ、1万5千人の労働者や市場の従業員の苦境は、ほとんど語られなかった。

店舗労働者の利益を擁護する全国店舗従業員組合(NSEF)は、2023年4月7日にダッカのナショナル・プレスクラブ前で人間の連帯の鎖を作り、政府と使用者に対し、被災労働者に給与と慣例のイード賞与を支払うよう、働きかけた。

この中で、アミラル・ハク・アミンNSEF書記長は、「店舗で働く約15,000人の従業員は、イード祭前の販売期間によって、月給や賞与を得ることができるが、今回の火災で全員が仕事を失ってしまった。政府と使用者に対し、労働者の働きと貢献を忘れず、彼らが給与と賞与を受け取れるようにすることを求める。また商店主協会と政府に対し、この災害から学び、安全な職場を確保するよう訴える」と述べた。

NSEFは、ラマダン開始直前に、全国で600万人の店員を雇用している店主や商店主協会に対し、これらの従業員に月給とイードボーナスを確実に支払うよう、公にアピールを発表していた。

バングラデシュの店舗労働者のほとんどは、日雇いで、店舗の従業員として正式に登録されていないため、不安定な条件と雇用の下で働いている。

ラジェンドラ・アチャリャUNI Apro地域書記長は、今回の被災者を見舞い、「我々はNSEFの取組みを支持し、その具体的な行動によって、イード祭までに労働者に尊厳ある成果を得られるよう、心から願っている」と述べた。

NSEFは、UNI世界商業部会の加盟組織であり、バンガバザール市場の火災で被災した15,000人の労働者・従業員に緊急支援を提供するため、国際的な連帯を呼びかけている。