米国アウトドア用品店の労働者が組合潰しに抗してスト、組合結成へ向けて投票権を獲得

2023年2月初旬、米国の大手アウトドア用品店REI の労働者が、オハイオ州クリーブランドの店舗で、集団行動の力を見せつけた。

組合潰しが激しくなる中、労働者は2月3日(金)にUNI加盟組織である 小売・卸売・百貨店労組(RWDSU)と共にストライキを実施、公正な組合選挙を要求した。

RWDSUはストに先立って 、同社が違法な組合潰しを行い、労働者を監視しているとの申立てを、全米労働関係委員会に行っていた。

労働者がストを決行してからわずか数時間後に、REI経営陣は立場を一変した。これにより、資格を有する全従業員が、3月3日に実施予定の組合結成に関する選挙で、投票権を得られることになった。

クリーブランドの店舗販売員ジョン・ギンター氏は、地元のラジオ番組で「我々は基本的に、生活できる賃金、REIの経営理念にあるようにアウトドアで過ごせるようになることを要求している…(中略)…つまりワークライフバランスを改善し、自分自身を大切にできること、パートタイムにせよフルタイムにせよ、その雇用形態がどうであれ、あらゆる従業員の手当を拡充することを要求している」と語った。

オハイオ州の店舗は、REIの中で3番目に組織化された場所となる。

マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「ほんの数か月前まで組合がなかった場所や企業にも、組織化の波が広がっているというのは、非常に刺激的であり、REIの労働者は、1店舗づつ、業界を変えようとしている」と喜び、「恐怖を感じたり脅迫を受けたりすることなく組合を結成できるよう、この労働者、そして我々の部会全体の労働者とともに、立ち上がっていく」と締めくくった。