
UNIは、オランダの百貨店バイエンコルフに対し、加盟組織FNVと賃上げ交渉を行うよう、求める。生活費危機の中、高級百貨店チェーンの労働者は、生計を立てるに苦労している。
FNVの組合員である百貨店の小売労働者は、10%の短期的賃上げと、インフレに連動した一定の賃上げを保証する協約を望んでいる。しかし、バイエンコルフは労働者の要求に耳を貸そうとせず、同社では1970年代以来のストライキに発展している。
過去数か月、何百人ものバイエンコルフ従業員が、アムステルダム、ロッテルダム、アムステルフェーン、ユトレヒトの店舗で争議行動を起こし、マーストリヒトやアイントホーフェンで街頭に立ってきた。今後数週間、さらなるストライキが計画されている。
マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「我々は、労働者が必要とする生活賃金と団体協約を求めて闘いを続けるバイエンコルフ労働者とFNVに団結して立ち向かう」と述べ、「我々は、バイエンコルフ経営陣に対し、FNVと交渉し、労働者の公正な要求を満たす協定の締結を求める」と語気を強めた。
バイエンコルフは、顧客に『贅沢なショッピング体験』を提供する高収益企業であるにもかかわらず、低賃金(時給約12~13ユーロ)、過重労働、不安定な労働時間のために多くのベテラン従業員が会社を離れ、残ったスタッフにさらなるプレッシャーがかかっている。
バイエンコルフの顧客の多くは、Instagramで労働者への連帯を示し、労働者はTikTokを使って労働者や一般の人々に支持を呼びかけている。その結果、バイエンコルフは全従業員に50ユーロ分の商品券を提供することになった。
一方、バイエンコルフでの争議は、医薬品や化粧品を販売するエトスの従業員など、他の小売労働者の賃上げを求めるストライキをも触発している。
1870年にアムステルダムで創業したバイエンコルフは、オランダ国内の7店舗と配送センターで、本社勤務の500人を含む、約2,400人の労働者を雇用している。衣料品、靴、アクセサリー、家具、化粧品など、さまざまな高級品を販売する同社は、オランダ、ベルギー、ドイツ、フランス、オーストリアでオンライン販売も行っている。