UNI、モンテネグロのテレコム労働者に連帯

ドイツテレコムの子会社であるモンテネグロのツルノゴルスキ・テレコム(CT)の労働者が、行動を起こしている。2022年10月31日に警告ストを実施後、モンテネグロ・テレコム労組は、同社が妥当な賃上げや公正な団体協約といった基本要求を拒否し続ける場合、さらなる争議行動を実施する構えだ。

組合は10月のストライキに際し、「団体協約を廃止し、社会対話を排除しようとする経営陣の悪質な企てを、組合は断固として容認しない。以前もそうであったし、今もそうである。平和的な抗議行動を通じて、その事実に経営側の注意を向けさせるべく、組合とツルノゴルスキ・テレコムの従業員は、本日、CT本社前に結集せざるを得なくなった」と述べている。

組合は、CTが利益を上げて成長していることを指摘した上で、組合の要求する賃上げがインフレ率を上回っていないにもかかわらず、経営陣がこれを拒否していることについて、特に憤慨している。

ドイツテレコムを代表するドイツのUNI加盟組織ver.diは、モンテネグロの仲間の闘争を支援している。フランク・ソアランド同労組ICT部門団体交渉政策担当は、「CTグループは再び利益予測を上方修正したが、労働者に公正な分け前を与えなければならない。高いインフレとグループの積極的な利益展開を背景に、物価上昇に苦しむ従業員のために納得できる解決策を講じるべきだ」と指摘し、「労働組合として我々ver.diは、連帯してモンテネグロ・テレコム労組の正当な闘いを支持し、使用者側とのさらなる交渉や争議の進展を願っている」と語った。

UNIも、同テレコム労組の闘いを支持している。ベンジャミン・パートンUNI世界ICTS部会担当局長は、「テレコム従業員の働きによって、会社は利益をあげ、成長することができた。成功した企業が従業員に報いることなく、彼らの組合を攻撃し、公正な賃金を求める合理的な要求を無視するのは、言語道断だ」と非難し、「我々はVER.DIや世界中の労働組合とともに、モンテネグロ・テレコム労組に連帯する。我々は、あるべき公正な待遇を獲得するための闘いを支援していく」と、エールを送った。