セイロン銀行労組HSBC支部、経営陣に対する行動を強化

セイロン銀行労組HSBC支部は、HSBCスリランカの経営陣が2021~2023年の団体協約締結を遅らせていることへの不満を表明し、Wear Black(黒リボン着用)キャンペーンを開始した。

組合側は、3月上旬に予定されていた協議で前向きな結果が出ることを期待していた。しかし、3月中旬になっても解決のめどが立たないことから、組合は交渉決裂とみなし、より目に見える形での行動強化が必要との判断に至った。

セイロン銀行労組HSBC支部は、組合員に抗議の意思を示す黒リボンを着用させ、独自の「ブラックフライデー」を立ち上げた。4月1日以降、組合員は黒リボンを着用して出勤し、昼休み中も行動を共にしている。

スリランカ独立以来最悪の経済危機によって、組合の不運な状況はさらに悪化している。深刻な外貨不足のため、輸入品の食料、燃料、その他必需品を購入できない中、品不足と電力の途絶が人々の怒りを煽り、3月中、首都やその他の地域で抗議デモが発生した。

銀行のトップが多額の報酬等の利益を得た一方で、銀行の一般従業員は、甚大な危機の影響を緩和する団体協約への合意を拒否されたのである。

ラジェンドラ・アチャリヤUNI Apro地域書記長は、こうした事態の進展に懸念を示し、「UNI Aproは、セイロン銀行労組HSBC支部のキャンペーンを全面的に支持する。HSBCスリランカの経営陣は、この経済危機の中、思いやりを持ち職員を助けるべきだ。その最善の方法は、これ以上の遅滞なく、組合と公正な団体協約を迅速に締結することだ」と述べた。