今こそ、更年期障害について話し合おう

UNI世界女性委員会は、10月18日の「世界メノポーズデー(世界更年期の日)」に合わせ、更年期障害の影響を受けている女性に対する職場での支援や調整を求めて働きかけを行うよう、加盟組織に呼びかけている。

更年期障害は、40代後半から50代の女性にとって重要な労働上の健康問題であり、キャリアや職業経験がピークに達する時期に起こることが多い。90%の女性が更年期障害の症状を経験し、英国の調査では90万人もの女性が更年期障害のために離職しており、経済的にも大きな影響を与えている。

更年期障害は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が減少することによって、身体に変化をもたらすものだ。症状としては、ほてり、頭がぼんやりする、疲労感、筋肉や関節の痛み、気分のムラなどがみられる。個人差はあるものの、こうした身体的変化の多くは、不安、気分の落ち込み、自信喪失、集中力の低下などの心理的影響をもたらすため、職場で大きな問題となりうる。

キャロル・シェファーUNI欧州女性委員会議長は、「労働者は、尊厳が保たれ、秘密が厳守された形で、更年期障害についての懸念を表明できなければならない。また使用者は、更年期障害の影響を受けている従業員に対する配慮義務を継続し、適切な調整を行う必要がある。更年期障害の影響を受けている労働者が黙って苦しみに堪えることがあってはならず、更年期障害を職業上の健康問題として普通に話し合えるようにする必要がある」と語った。

多くのUNI加盟組織が更年期の女性をサポートするための職場方針や手順を策定しているが、更年期障害について語ることがタブーである場合が非常に多く、支援を受けられずに症状に悩む中、女性は職場での差別に直面している。

ベロニカ・フェルナンデス・メンデスUNI機会均等局長は、「この重要な問題に対する認識を高めることは、平等と多様性へのUNIの取組みを前進させる」と述べた。