豪FSU、金融機関の従業員10万人にワクチン接種のための有給休暇を獲得

UNI加盟のオーストラリア金融労組(FSU)は、10万人以上の金融労働者が、COVID-19のワクチン接種のための有給休暇をキャンペーンによって獲得した。

FSUは、金融部門全体で2日間のCOVID-19予防接種休暇を要求しており、約80の雇用主に対し、この重要な権利を提供するよう書面で要請している。多くの雇用主は、有給休暇を付与することに同意し、すでにワクチン接種済の労働者には休暇を再認定するなどの対応を行った。

ジュリア・アングリサノ・豪FSU書記長は、「ワクチン接種に時間がかかること、副反応に対処するために病気休暇が必要になる可能性があることが、ワクチン接種を受ける際の障害になっている。そのため、多くの雇用主がこの状況を理解し、ワクチン接種のための有給休暇を認めてくれたことに感謝する。この権利は、労働組合の懸命な努力によって勝ち取ったものである。まだ有給休暇の付与を認めていない雇用主には、接種率を上げるため、できるだけ早く再考してもらいたい。」と強調した。
しかし多くの雇用主はFSUの要請に抵抗しており、従業員は既に、ワクチン接種のために利用できる休暇の選択肢を既に持っていると主張している。オーストラリアでは現在、ワクチン接種率が非常に低く、人口の3%にも満たない状況である。

アンジェロ・デクリストUNI世界金融部会担当局長は、「オーストラリアが冬を迎える中、金融部門の雇用主は、その多くが日常的に顧客と対面で接触している労働者のため、ワクチン接種を促進するために必要なことを全ておこなうことが不可欠である。我々は、FSUのキャンペーンを祝福し、より多くの雇用者が、正しい行動をとり、 ワクチン接種のための2日間の有給休暇を付与するよう強く求める。」と述べた。