オランダのスーパーマーケット労働者へグローバルな連帯を

UNIは、オランダのスーパーマーケット労働者30万人のため、5%の賃上を求めて闘っているUNI加盟組織「オランダ労働組合連盟(FNV)」への支援を、世界中の加盟組織に要請する。
FNVは、世界の組合指導者や労働者に対し、今回の5%の賃上要求に連帯しハイタッチのポーズで5本指を広げて写真を撮り、その写真をFNVのキャンペーン・ハッシュタグ #waardeeronswerk (我々の仕事に感謝して)とともにSNS等に投稿することを求めている。

#waardeeronswerk

FNVとスーパーマーケット使用者協会の新たな産別交渉は、2020年4月に始まるはずだったが、使用者側は2020年の賃上を拒否し、さらには日曜勤務手当を半減させようとしたため、交渉は決裂した。オランダでは、1.3%のインフレと社会保険料の負担増があり、労働者は痛手を受けている。FNVは、昨年度の賃金も対象とすべく遡及的効力のある団体協約を要求しているが、使用者側は昨年分については交渉を回避し、代わりに2021年と2022年の昇給を交渉しようとしている。使用者側は、コロナ禍による2020年の給与交渉の遅れを利用し、パンデミック中の労働者の社会貢献を無かったことにするかのような態度を示している。
組合は一連の行動やストライキを行い、使用者側への要求にかかわる請願書に労働者1万人分の署名を集めた。

労働側の要求が満たされなかった場合、FNVは2月10日にストライキを決行する予定だ。

FNVハンデルの組合役員であるファトマ・バグデイス・カラタス氏は、「スーパーマーケットは長きに渡って巨額の利益を上げてきた。今こそ、懸命に働いてきた従業員が分配を受ける時だ。」と述べ、「スーパーマーケット事業者は、従業員に感謝し、5%の賃上を実施すると共に日曜勤務手当を存続させるべきだ。」と訴えた。
直近の交渉では、スーパーマーケット使用者協会は「挑戦を厭わない」とし、今なお譲歩しない構えだ。

マタイアス・ボルトンUNI世界商業部会担当局長は、「我々の仲間一人の課題は、我々全員の課題だ。我々はFNV及び労働者の公正な闘いに全面的に連帯する。エッセンシャルワーカーは、尊厳ある賃金を含む不可欠な権利を得るに値する。」と支援を表明した。

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「オランダのスーパーマーケット労働者の賃上は、支払期限がとっくの昔に過ぎている。パンデミックの間にも人々に食料や必需品を提供すべく命を懸けてきた労働者に対し、雇用主がいまだに公正な利益の分配を拒否しているのは恥ずべきことで、まさに強欲そのものである。」と使用者側を痛烈に批判した。
#waardeeronswerk