英Usdaw、スーパー大手モリソンズと画期的な賃金を交渉

英国UNI加盟組織のUsdaw(店舗流通関連労組)は、モリソンズの全ての小売労働者の時給を最低でも10英ポンドとする賃金交渉に成功し、同国のスーパーマーケット業界に新たな高賃金をもたらした。

この英国の大手スーパーマーケット・チェーン、モリソンズとの画期的な協定は、Usdawとその労働者によるニューディール・キャンペーンにとって大きな勝利であり、その中には、最低時給を10ポンドにするための重要な要求が含まれている。

パディー・リリスUsdaw書記長は、次のように喜びを伝えた。「この10か月は、パンデミックという困難な状況の中で働いてきた食品小売スタッフにとって厳しい時期だった。人々に食料が届けられるよう必要不可欠なサービスを提供している彼らを支援し、敬意を表し、感謝しなければならない。彼らは適正な賃金を得るに値する。このオファーは素晴らしいニュースであり、モリソンズ店舗で働く我々の仲間が献身的に尽力した成果だ。この時給は現在、大手スーパーの中で最も高い水準となっている。これは大きな一歩であり、他の小売業がモリソンズに倣うことを願っている。Usdawは新たな協定と全ての小売労働者のための生活賃金を望んでいる。」

感染力の強いウイルス変異種に英国が悪戦苦闘し、1日の死者数が記録を更新する中でも働き続けるモリソンズの労働者にとって、待望の賃上げは大きな後押しとなる。

Usdawの勝利は、UNIの「エッセンシャルワーカーのための不可欠な権利」キャンペーンの好事例である。このキャンペーンは、最前線で働く労働者に、尊厳のある賃金、個人防護具、有給病気休暇、組合の権利、危機の際の特別な対策等を要求するものである。

クリスティ・ホフマンUNI書記長は、次のように述べた。 「我々は、英国のスーパーマーケットの賃金に新たな基準を設定したUsdawの勝利を祝福する。パンデミックの収束まで先が長い中、最前線で働く労働者の不可欠な権利のために闘い続けることは極めて重要である。小売労働者は適正な賃金を支払われ、必要な安全対策が徹底され、ワクチン接種が優先されるようにしなければならない。」