グローバル・エリクソン労組アライアンス、イスラエルで初の協約締結を支援

イスラエルの労働者が2020年7月1日、スウェーデンの多国籍企業エリクソンの、国境を越えた組合ネットワーク(グローバル労組アライアンス)の支援を受けて、同社と初の団体協約に署名することができた。

イスラエルのUNI加盟組織、セルラー・インターネット・ハイテク労働者組合は、2019年初頭にエリクソン労働者の組織化に成功したが、その後、現地経営陣との団体協約交渉が頭打ちとなっていた。

そこで組合は、UNIのエリクソン労組アライアンスに解決に向けた支援を要請した。スウェーデンの組合が同国の本社経営陣にこの件を訴えたことで、こう着状態の打開に至り、現地経営陣は再び交渉の席についたのだ。

イスラエルのセルラー・インターネット・ハイテク労働者組合のヤキ・ハルチ委員長は、次のように喜びを語った。「企業の製造チェーンが世界規模に広がっているのだから、労働者も国境を越えて組織化される必要がある。UNIのエリクソン労組アライアンスが、組織化の間から協約締結に至るまでずっと、我々の支えとなったことは間違いない。UNI世界ICTS部会及びスウェーデンのUNI加盟組織ユニオネン、エンジニア労組、SEKO(サービス通信労組)の支援と連帯に感謝したい。今回、イスラエルのエリクソン従業員も、この労組アライアンスの一員に加わることができた。」

新たな団体協約では、雇用保障の強化及び雇用契約の正規化によって、イスラエルの大企業向けセルラーネットワーク設備の販売・サポートにあたる約60人の従業員が恩恵を受けることになる。また協約によって、賃金格差を是正するため1月から遡及して最大6.5%の賃上げが実現し、退職金は220%増となる。 クリスティ・ホフマンUNI書記長は、「イスラエルの加盟組織の重要な成果を祝福したい。これは労組ネットワークと国際連帯の力を示すものだ。世界中どこで働いていても、全てのエリクソン社員は、組織化と団体交渉の権利を同様に持たなければならない」と述べた。