インドとタイの郵便労組幹部を招き、英語セミナーを開催

UNI Apro/JP労組共同ユース英語セミナーがUNI Apro東京事務所の協力のもと開催された。全国各地域からJP労組ユースネットワーク役員を中心とした30名と海外の郵便労組から2人のリソースパーソン(タイSEWU-THPからガンダナイ・G・ディグリン中央執行委員、インドFNPOからパラグ・ビランカーNAPE Group-Cタネー地本書記次長)が来日した。 セミナーは第3回UNI世界大会(2010年、長崎)に参加したJP労組ボランティアスタッフのフォローアップを目的に始められ、これまでに約200人が参加している。2日間の日程で、身近に国際労働運動を学ぶ機会を提供している。

休憩時間を除き、英語のみで行われたセミナーでは4つの小グループに分かれ、最初に自己紹介とメンバー同士の紹介を行った。その後、各リソースパーソンがそれぞれの国の紹介・郵政事業の概要・労組の歴史と組織構成・UNIにおける活動やそれぞれの国で青年が直面する課題などを報告した。UNI Apro郵便・ロジスティクス部会大崎佳奈子担当部長がUNIの説明をし、特に世界中の郵便労組が現在取り組んでいる課題、国際労働運動の意義について紹介した。 参加者は2つの課題(①組織拡大に向けたレク立案、②組合の意義)に取り組み、グループ毎に話し合った内容についてフリップ等を利用した発表により参加者全体で共有した。 また、第5回UNI世界大会(2018年、英国・リバプール)、第5回UNI青年大会(2017年、南アフリカ・ケープタウン)、UNI Apro/APPU共同セミナー(2019年、タイ・バンコク)の参加者から、参加報告を受けた。発表者は会議や活動内容をはじめ、UNIの活動に参加し、日本との違いや感じたこと等を報告した。

2人のリソースパーソンは、滞在中に東京北部郵便局を訪問し、最新の物流ソリューション施設を見学した。