
UNIメディア部会代表が、11月19~22日、東京で開催されたアジア太平洋放送連合(ABU)第56回年次総会及び関連会議に出席した。
NHKがホストし、「多様な視聴体験への挑戦~信頼されるメディアを目指して」というテーマで、アジア太平洋地域から600人以上が参加した。デジタルトランスフォーメーションから、放送の未来、メディアの倫理、自然災害防止における放送の役割、多様性と包摂性まで、様々なテーマが扱われた。
UNIメディア部会からダフネ・テッパー・プロジェクト担当部長が出席し、11月19日のメディアフォーラムの中の、「第8回“放送局と女性” 全ての人のための放送、多様性と包摂性」と題するパネルディスカッションで発言した。(8th Women With the Wave: Broadcasting for All, Diversity and Inclusion in the Media Forum held on Tuesday 19th of November)この他、OECD、ユネスコ欧州放送連合(EBU)の代表も同じパネルディスカッションに参加した。テッパー部長は、世界及び様々な地域のメディア・娯楽・芸術分野においてジェンダー平等及び多様性を強化するためのUNIメディア部会の取組みを紹介し、欧州の姉妹労組であるFIA(国際俳優連合)、FIM(国際音楽家連盟)、EJF(欧州ジャーナリスト連盟)、公共及び商業放送事業者、EBU等と連携し発展させてきたジェンダー平等及び多様性の分野で達成された重要な成果について強調した。
UNIメディア部会がこの会議に参加できたのは、アジア太平洋地域におけるABUとUNI Aproメディア部会の良好な関係のおかげである。近い将来、具体的なプロジェクトを通じたパートナーシップの強化が期待されている。
東京滞在中、テッパー部長は、UNIメディア部会加盟組織である日放労及び民放労連と意見交換を行った。