コロンビア:下院がILO第190号条約を最終審議で承認

2025年6月11日にコロンビア下院は、ILO第190号条約を批准する法案を全会一致で可決した。この条約は仕事の世界における暴力とハラスメントの根絶を目的としている。

2019年6月にジュネーブで開催された第108回ILO総会で採択されたこの条約は、職場におけるあらゆる形態の暴力とハラスメントを防止し、対処し、根絶するためのグローバルな法的枠組みを確立した。

アンドレア・ガルシアUNI米州機会均等コーディネータは、「我々と加盟組織、労働組合、社会団体が長年取り組んできた啓発と提言活動が実を結んだ」と喜び、「今回のILO190号条約の批准によって、いま沈黙の中で苦悩に耐えている数千人の労働者にとって希望の道が拓かれる。これは、安全で包摂的で暴力のない職場を築くための重要なツールだ」とその意義を強調した。

現在までに40カ国以上が同条約を批准しており、コロンビアは大統領の署名後、このリストに加わる。その後、政府は文書をILOに提出し、使用者、労働組合、市民社会と協調して実施のための国家ロードマップを策定する必要がある。