ドミニカで介護労働者向け総合研修プログラムを開始

ドミニカ共和国の全国女性労働者連盟(FENAMUTRA)は、2024年3月に、「訪問介護入門と労働リスクの予防」と題した1年間のワークショップ・シリーズを開始した。この取組みは、UNIが支援し、医療・介護部門における熟練した労働力を育成することで女性の経済的安定性の向上を目指す『Together We Care』を通じ、USAIDが資金を提供している。

UNI加盟組織のFENAMUTRAは、家事、保育、高齢者介護、医療部門の従業員など、多様なケア労働者の専門能力を標準化し、向上させることを目指している。ルース・ディアスFENAMUTRA委員長は、「我々は、変化よりも、これまでやってきたことすべてに革新をもたらし、介護部門における研修プロセスのパイオニアであり続けたい」と述べ、「労働者を保護し、より良いサポートを提供し、労働者一人ひとりの生活の質の向上に貢献するあらゆる公共政策に影響を与え続けることが目標」と付け加えた。

ルシア・リンドナーUNI米州ケア部会担当部長は、この部門の発展における研修の重要な役割を強調し、「研修はUNIにとって基本的なものであり、歴史的に軽視されてきたこの部門の正規化と専門職化に向けた新たな一歩。このプログラムが、この地域全体で模範となることを願っている」と研修の意義を説明した。

この取組みは、特に2009年の家事サービス専門研修センター(CEFESD)の設立を通じて、介護労働者のスキルを向上させてきたFENAMUTRAの実績に基づくものだ。CEFESDは、労働者の義務と権利について労働者を教育し、労使の双方に利益をもたらすことを目的としている。

全国高齢者協議会(CONAPE)およびドミニカ労働リスク予防・保護協会(IDOPPRIL)と連携して行われた発足イベントでは、プログラムの継続的な改善を図るため、参加者の期待やフィードバックを収集するためのアンケート調査が行われた。

ディアナ・メヒアCONAPE総合開発・高齢者保護担当部長は、「我々がこの介護労働者向けプログラムを実施できることは、介護労働者たちが正規雇用を得るための知識を身につけるという意味で、非常に意義があり、非常に重要なこと」とコメントし、「このプログラムは、単にこれらの労働者の技術を向上させ、専門化させるということだけでなく、高齢者の生活の質を向上させるという意味でも重要だ」と述べ、社会的意義についても付け加えた。