アルゼンチンの組合に連帯!公共放送と民主主義を守ろう

UNIはメディア部会の加盟組織に対し、アルゼンチンの公共放送を守るために闘う同国の労働組合を支援するよう、呼びかける。

アルゼンチンの極右大統領ハビエル・ミレイ氏が、アルゼンチンの公共放送グループであるラジオ・テレビジョン・アルヘンティーナ(RTA)の解体を宣言したのである。これには、51の公共ラジオ局や、カナル7(アルゼンチンで最も古いテレビネットワークで、民間企業がカバーしない遠隔地への放送に長年の歴史がある)などの有名チャンネルが含まれる。この他、スポーツ専門チャンネルのdeportv、教育専門チャンネルのencuentroとpaka pakaも危機に瀕している。

アルゼンチンでは現在、採択されれば政府に公共メディア組織を民営化・解体する権限を与える法案が審議されている。何千人もの雇用を脅かし、民主主義への攻撃となる動きだ。

しかし、行動を起こすのに遅すぎるということはない。アルゼンチンのUNI加盟組織は、公共放送と独立メディアに対するこの攻撃に反撃するため、国際的な連帯を訴えている。

アルゼンチンの議員に書簡を送ることで支援を示そう。公共放送は存続の必要があることを議会に説得するよう、働きかけよう。そして、この重要な問題について世論を喚起するため、以下のハッシュタグを使用し、ソーシャルメディア上で我々のメッセージを広めよう。#defendamoslosmediospublicos #lapatrianosevende

マルシオ・モンザネUNI米州地域書記長は、「公共放送を破壊しようとするミレイ大統領の策略は阻止しなければならない。強固で独立したメディアは、民主主義が十分に機能するために不可欠である。独立したメディアによって、文化の多様性が促進され、信頼できる情報への普遍的なアクセスが可能になる。我々はアルゼンチンの加盟組織とともに、この国の豊かな公共メディアを次世代のために守るよう、議員に呼びかける」と、コメントした。

マシュー・ローブUNI世界メディア部会議長は、議員に宛てた書簡の中で「世界中が、公共放送に対するこの攻撃の動向と、この局面においてアルゼンチン議会が果たしている重要な役割を注視している。我々は、アルゼンチンの組合SATSAID、すべての姉妹組合、アルゼンチンの公共メディア労働者と連帯し、彼らを支援する。(…中略…)政府が、アルゼンチン国民にとって有害なこうした政策を進めるの全力で阻止するよう、お願いしたい」と述べている。

ホラシオ・アレセイゴルSATSAID書記長は、「アルゼンチンの公共メディアはまさに崖っぷちの状況にある。雇用を守り、表現の自由、文化の多様性、民主的価値観の原則を守るために闘う中、UNIと加盟組織の支援に非常に感謝している」と述べた。

ミゲル・パニャグァUNI米州メディア部会議長は、SATSAID、SALCO、AATRAC、SUTEPとともに公共放送を守るべく団結している部会内の結束力を強調するとともに、民主主義の質はこの集団的な取組みにかかっていると述べ、文化的多様性と言論の自由を尊重するメディアの必要性を訴えた。