オレンジ・グループ、ジェンダー平等とワークライフバランスを促進する画期的なグローバル協定をUNIと締結

 

  • この協定は、オレンジ・グループとUNIの長年に渡る協力があってこそ締結された。
  • この協定は、特に育児や介護に関わる労働者のために、つながらない権利と柔軟な働き方を保障している。
  • この協定では、家庭内暴力を職場の問題ととらえている。

2019年7月17日、パリで、通信大手オレンジ・グループは、ジェンダー平等を公約する、画期的なグローバル協定をUNIとの間で締結した。オレンジの従業人149,000人に加え契約請負業者と子会社も対象となる。女性が仕事を得てキャリアを積む上で、主たる介護者としての役割のような仕事以外の義務が、その妨げになることを初めて認識したものである。ジェンダー平等の問題として、つながらない権利と柔軟な働き方を選択する権利を公正に定めている。

「現状では、女性は男性の平均2.5倍、家事や育児などの無償労働を行っている。その事実を無視するのではなく、女性の経験を認識し、差別的な慣習を取り除くための協定だ」と、アルケ・ベシガーUNI副書記長は語る。「この新しい協定は、世界中のオレンジ従業員の権利を強化する重要な一歩となる。」

本協定のもう1つの画期的な点は、家庭内暴力の被害者支援を強化したことである。会社と組合は、特別な就業時間の取り決め、配置転換、避難所の提供等、緊急の経済的支援を行う。

オレンジとUNIの主な目標は、女性が低賃金の補助業務や顧客対応のみに携わるのではなく、社内の全ての仕事に男性と同じように就けるようにすることである。この協定は、あらゆる役割や昇進におけるジェンダー平等と、オレンジ・グループ全体における同一賃金を定めている。

「当社の職場の平等に関する方針は、労使の意欲的な社会対話に基づくものであり、男女を問わずオレンジ従業員に利益をもたらし、オレンジ・グループの各国における事業活動を持続的に強化するものであることを嬉しく思う」とグループ人事部長は語った。

UNIとオレンジ・グループは、2006年に基本的労働権に関する協定を結び、オレンジの事業所で働く何千人もの労働者の団体交渉・労働組合権の確保に貢献してきた。2014年には、職場の安全衛生に関する協定を結び、安全な職場環境作りに貢献している。

本協定の実施にあたっては、協定内容を各国の実状に合わせるため、現場レベルでの建設的な社会対話と団体交渉の重要性を重視している。また、現場レベルで職場の平等委員会の設置と、オレンジの大規模な子会社全てにおいて任命された職場の平等担当役員のネットワーク作りが定められている。

会社との交渉に当たったのは、コートジボワールSYNAPOSTEL、フランスの3労組CFDT-F3C、CGT-FAPT、FO-COM、スペインのCCOO、セネガルのSNTPT、ブルキナファソのSYNATEL、オレンジ欧州労使協議会の書記長から構成される、UNIオレンジ・アライアンス(労組同盟)のメンバーである。