ホフマン副書記長による記念講演の後、第16回UNI-LCJapan年次総会レセプションには、加盟組織、友誼団体、厚生労働省等からの来賓を合わせ、約100人が参加し、交流を深めた。
冒頭、小俣新議長が主催者を代表して挨拶し、「前執行部の志を受け継ぎ、今後もUNI-LCJapanを強く大きくし、UNI全体をリードしていきたい」との決意を述べた。
続いて来賓の伊澤章厚生労働省総括審議官(国際担当)は、労働の世界が急激に変化する中、UNI-LCJapanがグローバルな労働運動の中でますます重要な役割を果たしていくことを期待し、小俣議長率いる新体制を激励した。
連合の古賀伸明会長は連帯挨拶で、「グローバルに労使対話を進めていく必要性がますます高まる最中、イオンとの間でグローバル枠組み協定が締結され、非常に勇気づけられた」と喜んだ。
UNI-LCJapan設立以来、毎年総会に出席しているクリストファー・ウンUNI Apro地域書記長は、UNI-LCJapanのUNI/UNI Aproに対する多大な貢献と協力に感謝し、相原氏のインダストリオールでの更なる活躍を祈念すると共に、小俣新議長のリーダーシップの下UNI-LCJapanが成長し続けることを確信した。続いて、世界経済フォーラム(ダボス会議)出席のため来日できなかったジェニングスUNI書記長はビデオメッセージを寄せ、「原爆投下後70年の節目の年に再度長崎を訪れる」と約束し、小俣新議長には「アクションプランを達成し、ダルマに目を入れて祝福するのを楽しみにしている」と激励した。
逢見副議長は連帯挨拶に謝辞を述べ、野田副議長が乾杯の音頭を取った。
退任した相原前議長、八野前副議長、伊藤事務局長よりそれぞれ挨拶があり、UNI Apro女性委員の花田JP労組中央執行委員、宮原情報労連中央執行委員、目黒損保労連中央執行委員より花束が贈呈された。
最後に小川新事務局長より、「国際労働運動が特別なものではなく、皆さんの普段の組合活動の一部となるようにしたい。UNIサポーターをもっと増やしたい。パートナーシップ労使関係をUNI Aproに普及させたい」との決意表明が述べられ、田原副議長の3本締めで閉会した。