第15回UNI-LCJユース英語セミナー

 

 

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第15回UNI-LCJユース英語セミナーが2015年7月3~5日、長崎で開催され、情報労連、全信連、UAゼンセン、全労金、自動車総連、JP労組から23人と、海外リソースパーソンとして、スウェーデン商業労組のダニエル・カールステッド、ネパールテレコム労組のパルパサ・トゥラダー、台湾郵便労組のジェームズ・ウーが参加した。長崎での開催は従来3泊4日だったが、今回1日短縮した2泊3日のタイトなスケジュールで、原爆資料館等の視察や深夜に及ぶグループワーク、委員会作業を含む盛り沢山のプログラムをこなした。

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初日の開会式では、小俣UNI-LCJ議長から、「このセミナーをきっかけに、グローバルな労働運動にもっと興味を持ち、海外の若い労働者や組合がどのような課題に直面しているか情報交換し、業種、国境を超えた友人のネットワークを広げてほしい」と激励の言葉をいただいた。

UNIの概要説明に続き、ダニエル講師から、スウェーデンの労働組合組織率が70%と高いこと、企業別ではなく産業別に組合がつくられていること等の紹介があり、UNI欧州青年委員会議長として欧州全体の青年労働者の課題の説明があった。昨年のケープタウン世界大会への35歳以下の代議員比率が5%程度であったと報告し、2018年のリバプール世界大会では20%を目標にしようと呼びかけた。

パルパサ講師は、ネパールの労働運動はイデオロギーや政策の違い等で分裂しているが「団結」こそが力になると述べ、UNIの加盟組合は属するナショナルセンターが異なってもUNIの旗印の下、連携を深めていると報告した。自らの経験から、「女子学生=文系」という社会の固定観念をなくし、理系を学ぶ女子学生が増えてほしいと期待し、それによりジェンダーによる職業分離がなくなるだろうと述べた。また、ネパール大地震に際してのUNI-LCJからの迅速な支援に感謝した。

ジェームズ講師は、台湾の郵便サービスについて説明すると共に、2003年の公社化以降、異なる人事制度が共存することによる、組合の世代間の意識のギャップをなくすため、2013年に設立された青年委員会の活動を紹介した。

今回、特別講師として、2010年まで、UNI長崎連絡会事務局長(情報労連長崎県協議長)を務めUNI長崎世界大会の成功に奔走した、宮崎辰弥連合長崎事務局長(現)から、「UNI長崎世界大会と平和」と題する講演をいただいた。宮崎事務局長は、平和への想いとして、70年前の原爆投下と、日本が戦争をしていたことを決して忘れてはならないと述べ、「戦争は絶対にしてはならない、核兵器は最後の一発が無くなるまで行動しよう」と参加者に訴えた。また、UNI世界大会から学んだこととして、「多くの課題があっても、みんなの知恵と情熱で解決できること、ネットワークが広がったこと、世界の動きに興味を持ったこと」を挙げ、「偉大な事業は夢で始まり、情熱で持続され、責任感で成就する」という言葉を参加者に送った。

グループワークとしては、3つのグループに分かれ、英語で、①労働組合を宣伝するコマーシャル、②平和の大切さを訴えるコマーシャルをつくった。また、最終日には、「UNI」、「平和」、「組合の青年活動」というテーマで、プレゼンを行った。UNI諸会議に参加した経験や今回のセミナーの感想を交えてUNIをより多くの組合員にいかに周知していくか、平和希求と核兵器廃絶の想い、パワハラ・マタハラといった職場の問題を組合役員に相談して解決する寸劇等、全員参加で夜遅くまでストーリー作りと練習に励んだ。

この他、全員が、ファンタスティック委員会(息抜きやゲームを担当)、ブログ委員会(フェイスブックに記事を投稿)、働き蜂委員会(資料配布、整理整頓、プレゼンの司会担当)のいずれかに属し、会議のスムースな運営に協力した。

セミナー後のアンケートでは、「また参加したい」22人、「同僚に勧めたい」22人と大変好評だった。この他、「他労組・異業種の人との交流できてよかった」、「英語漬けで大変だったが、楽しいと感じられた。周りに助けられシンプルな英語で意見を発表することを学んだ」、「長崎で原爆資料館を視察し、平和について考えることができてよかった」、「今までで一番充実したセミナーだった」との前向きな意見が多かった。

写真はFlikerを参照

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